幕張の風景としても身近な河川である、
『浜田川 (はまだがわ)』周辺を
散策した際の様子をご紹介しようと思います。
『浜田川』については、
幕張町や幕張本郷の間を抜け、幕張新都心に流れると言う、
まさに”幕張”の地域を横断する河川となっていますが、
どこから流れてきているのか、周辺はどう言う風景なのか、
その辺りを確認するため、
河口から上流に向かって遡ってきましたので、
その際の様子をレポートしたいと思います。
今回は、
京葉道路のパーキングエリアである「パサール幕張」周辺から、
浜田川の本線沿いを上流へ遡り、
習志野市の実籾周辺に至るルートを進んで行こうと思います。
▼前回までのルート
もくじ
アクセス パサール幕張 (下り線)
周辺マップ
アクセス
【鉄道】
・JR総武線「幕張駅」より徒歩約20分
・JR総武線 / 京成線「幕張本郷駅」より徒歩約20分
【車】
・京葉道路「幕張IC」より車で約3分
『浜田川』散策 パサール幕張 (下り線)~
前回の続きである、
パサール幕張(下り線)からスタートしようと思います。
浜田川沿いを進んで行こうと思いますが、
一部の側道は草木で覆われているので、
以下のように迂回して、浜田川を目指します。
パサール幕張の通用口を出ます。
突き当たりの交差点を左折します。
少し直進すると、
交差点があるので、右折します。
写真の通り、だいぶ緑が豊かな感じで、
同じ幕張とは思えない雰囲気になってきました。
周辺は、空き地や雑木林などが多くを占めていますが、
虫食い的に所々開発されており、
民家の他、なんらかの業者の敷地や、介護施設など、
ポツポツとあります。
直進して突き当たりを右の方へ。
先の方が木で覆われていますが、進んでいきます。
一応、通行するには支障は無いですが、
写真の通り、雑木林かつ一部は砂利道になっているので、
進むのにやや勇気がいります。
通り抜けた先に交差点があるので右折します。
奥には、介護施設の建物が見えます。
少し直進すると、
橋のようなものが見えてきました。
浜田川の付近に辿り着きました。
橋を越えてすぐに左折し、
側道があるので、浜田川沿いをしばらく道なりに進みます。
地図で言うと上記の辺り。
なお、この先はしばらく砂利道になっています。
この辺りもパサール幕張周辺と同じように、
自然の中で、一部なんらかの業者が創業しているようです。
さらに直進すると、
水田が姿を現しました。上記の写真は秋頃の風景。
こちらは春頃。
浜田川の様子。この時の水量は少なく川底の藻がよく見えています。
下流の方と比べれば水質もまだ良さそうな気が。
河川に掛かる橋の上から見た浜田川の様子です。
両岸に行き来できる橋が等間隔に架かっています。
さらに進むと、
「実籾田土地改良事業」に関する竣工記念碑が建っていました。
内容としては、
古くから田園地帯だったこの一帯について、
高度成長期における周辺の宅地開発による、
水質悪化や水量の増加などの環境の変化があったため、
農業を守るため、昭和50年代に、
浜田川の整備や土地改良などが行われた、
と言った旨の記述がされていました。
地図で言うと上記の辺りです。
この記念碑のある一帯は、数多くの水田が整備されていました。
上記および以下しばらくの写真は春頃の様子。
青い空、緑の木々に、田植えがされたばかりの水田が映えます。
田舎にある里山の雰囲気と言った感じで、
同じ幕張とは思えない景色が広がっています。
薄らですが、遠くに幕張新都心のビル群の姿も見えます。
以下、何枚か周辺の写真を掲載します。
それでは、さらに上流の方に進んで行こうと思います。
浜田川の様子です。
同じように砂利道が続きます。
しばらくは水田地帯が続きますが、
その内パターゴルフ場のような所も出てきました。
そして河川の側道を進み終えると、なんらかの施設に突き当たりました。
地図で確認してみましょう。
どうやら「千葉県立実籾高校」のグラウンドのようです。
この先は暗渠となっているようで、
浜田川は、実籾高校のグラウンドの下を流れています。
すぐ近くには、パターゴルフ場「フレンドパークゴルフ習志野」の入口があります。
浜田川の下流方面の様子です。
幕張ベイパークのマンションの姿なども確認できます。
つづく。
※この記事の様子は、2018年・2020年頃のものとなります。