幕張本郷から京成大久保周辺を繋ぐ
『都市計画道路3・4・11号大久保鷺沼線 および 3・4・4号藤崎花咲線』
の道路工事が着々と進んでいます。
これは習志野市が進める都市計画道路となり、2種類の道路計画から構成されています。
『3・4・11号大久保鷺沼線』は、京成大久保駅前付近を起点として、鷺沼5丁目地内の国道14号に至る計画道路となり、
『3・4・4号藤崎花咲線』は、藤崎2丁目地内(長沼船橋線)を起点として花咲1丁目地内の千葉市境を終点とする計画道路となりますが、
現在進行している『幕張本郷~京成大久保』の区間は上記道路計画の一部が事業化された物となります。
もくじ
『都市計画道路3・4・11号大久保鷺沼線、3・4・4号藤崎花咲線』の道路工事が行われる場所は?
場所はこちらです。
道路の区間としては、京成大久保駅前のバスロータリー付近~梅林園~桂林餃子 幕張本郷店付近となります。
道路の開通で『幕張本郷~京成大久保』区間の往来が便利に
習志野市の公式サイトにて事業内容が詳細に記載されています。
『幕張本郷~京成大久保』区間については、大部分は概ね完成し、一部区間は既に開通済みとなっています。
現状は梅林園付近で、幕張本郷方面・京成大久保方面の両道路を結ぶ工事が行われているようです。
計画の内容を確認すると、梅林園付近は地形的に谷間になっているので、嵩上げをした上で両道路を結ぶようです。その際に嵩上げされた箇所にある生活道路は新設されるアンダーパスのトンネルにより通行できる構造になるようです。
以下、現地の様子を簡単にレポートしようと思います。
2018年4月下旬頃の『幕張本郷~京成大久保』区間の様子
習志野市梅林園付近の様子を見に行ってみようと思います。
上の写真は京成大久保駅方面を眺めた際の様子です。奥の方は高台となっており、京成大久保駅前へと繋がる計画道路が続いています。
左側に見えるコンクリートの建造物はアンダーパス用のトンネル部分となります。
上記は幕張本郷方面を眺めた際の写真です。こちらも奥の方は高台となっており、そのため両道路を接続するために谷になっている部分を一部嵩上げするようです。写真中央付近にはアンダーパス用のトンネルがそびえ立っています。
完成イメージが貼られていました。あのトンネル部分は「函渠(カンキョ)」と言うようです。嵩上げされその上に幹線道路が通るというのは、今の風景からだと想像できませんね。
『幕張本郷~京成大久保』は、現状では幅員の狭い道路を経由するしかありませんが、完成後は広めの幹線道路で繋がりますので、往来のし易さはかなり改善されると思います。
習志野市大久保地区は公共施設の再開発も予定されていますので、道路の完成後は幕張周辺からも、同施設の利用が容易になりそうです。
また逆に京成大久保周辺から、幕張本郷・幕張新都心方面へ車などで行きやすくなるものと思われます。
2019年1月頃の様子
道路の工事がやや進んでいます。
幕張本郷から梅林公園方面へ降りた際の様子です。
以前は「函渠(カンキョ)」と呼ばれるトンネルの脇に道路がありましたが、
道の形状が変わり封鎖されています。その代わりに、、
トンネルの中を通過して、梅林公園の方面へ抜けられる道路が整備されていました。
トンネル内には、動物をモチーフとした中々ゆるい感じの絵が描かれています。
トンネルの先には梅林公園があります。
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