『千葉都市モノレール』延伸計画の中止が正式に発表(市立青葉病院方面と、JR稲毛駅・稲毛海岸駅方面のルートについて)【ニュース】

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外部 千葉都市モノレール、延伸中止を正式決定 採算性低く

千葉市は4日、千葉都市モノレールの延伸計画について中止すると正式に発表した。市は2018年夏から事業化の可否を判断するため再検証を進めてきたが、複数の延伸計画について採算性が低いと判断した。市民の足として定着するモノレールだが、巨額の事業費が伴う延伸には否定的な見方も多かった。

『千葉都市モノレール』は、

千葉市内にある、

「千葉みなと駅~県庁前駅」と「千葉駅~千城台駅」

を運行する「モノレール」の路線となっています。

当路線に関しては、長らく延伸の計画があり、

今回、2017年より調査していた、

「県庁前駅~市立青葉病院」と、

「穴川駅~JR稲毛駅・稲毛海岸駅」

に関する延伸を中止とする事が、

千葉市より正式に発表されました。

「千葉都市モノレール」は、

千葉県・千葉市などの共同出資の元、

1988年より順次開通し、

その後も、千葉市が延伸計画を検討していましたが、

利用者の伸び悩みで損失などが膨らみ、

2009年に財政再建のため

初当選した熊谷俊人市長より延伸計画の凍結が行われます。

その後、市財政の改善を果たしたことで、

改めて延伸の可否を判断するため、

2ルートについての検証作業に着手し、

投資額を上回る効果が出せないと言う結果の元、

千葉市は延伸中止の最終判断に至りました。

ちなみに、今回の件とは関係ありませんが、

昭和51年に策定された

「モノレールマスタープラン」の延伸計画の中には、

幕張新都心方面への延伸というのも存在しており、

それに関連したと思われる質問が上記のように行われていますが、

市長より、延伸に関しては現実的ではないという旨の見解がされています。