関連<エアレース>滑走路脇ホテル貸し切る 安全確保のため3日間 /浦安
国土交通省などによると、航空法は航空機が離着陸する際の安全を確保するため、滑走路周辺の建物の高さを制限している。エアレース機は同市内の臨時滑走路を利用して離着陸する予定だが、同滑走路から約50メートルの距離に今月1日、高さ約70メートル、18階建ての東京ベイ東急ホテル(同市)が開業。同法の制限を越えることから、宿泊客らの安全のため、滑走路を利用するには何らかの対策を取る必要があった。
実行委は練習日も含めた25~27日の3日間にわたって同ホテルを貸し切り、無人にすることで対応。14日には同省の秋本真利政務官が現地を視察して状況を確認する。安全対策が十分図れていると確認できれば、滑走路の関連工事終了後に国交相から特例的に滑走路使用許可が受けられる見込みという。
幕張新都心で開催予定の『レッドブル・エアレース千葉2018』ですが、浦安にある滑走路について、ホテルが隣接している影響で、航空法の規定に引っかかる部分があり、このままでは利用できないというニュースが報じられていました。
ホテルを無人にすることで、特例として使用できるように調整し、今大会については問題なく開催される見通しとのことです。また、実行委員会がホテルを貸し切って対応するという報道もあり、想定外の経費が掛かってしまっているような印象を受けます。
今後も滑走路が使えない可能性もあることから、来年以降エアレースが千葉開催から撤退してしてしまわないか、やや心配な話題です。
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