船橋駅周辺は、
駅を挟んで北口に東武、南口に西武という2つのデパートが揃う、
県内屈指の繁華街となっていますが、
そんな2大デパートのうちの1つである『西武船橋店』が、
2017年8月下旬に閉店となることを公表しました。
千葉県内の他のデパートが相次いで撤退を決めている中、
隣の東武百貨店よりも来客が少ないように見える西武が閉店を決めた時は、
”ついに来てしまったか”という印象が強いものとなっていました。
その『西武船橋店』は、閉店セールを行い、
2018年2月28日(水)の20:00を持って閉店となりました。
以下、閉店当日のお店の様子です。
『西武船橋店』閉店当日の様子
なお別館にある雑貨店のロフトも同時に閉店しました。
閉店時は混乱を避けるためかこれと言ったセレモニーは行わず、
徐々に店舗の明かりも消灯され、シャッターも閉められていきました。
やはり地域に根ざした店舗だったためか、
入り口前には多くのお客さんがしばらく残り、写真を撮るなどしていました。
シャッターが閉まる際には自然と拍手が起こるなど、
多くの人に惜しまれつつおよそ50年の営業に幕を閉じることになりました。
なお閉店から30分経っても、
正面入り口のシャッターが閉まるのを待つお客さんが多く残っていましたが、
この入り口にはシャッターが無いので閉まらない旨のアナウンスが。
その後店員さんから「50年間ありがとうございました」とひと言挨拶があり、
周囲から拍手が上がるという場面がありました。
跡地については運営のセブン&アイや地権者が共同で
複合施設の開発を目指す事を検討しているようで
どのようになって行くかはこれから注目ではあります。